小鹿野町立長若中学校 校長 長谷川 修治
長若中 有終の美を飾ります!

本校は、昭和22年5月3日に長若村立長若中学校としてスタートして以来、「長若子は長若で育てる」という理念のもと、地域の皆様とともに歩み、2,144名の卒業を送り出してまいりました。しかし、来年度からの小鹿野町中学校4校統合に伴い、年度末をもって閉校となることが決まりました。
 長若中学校の最終年度を迎えることになりますが、この1年、「現状維持は後退であるという気持ちで、本校のよさを活かし、一人一人のよさを着実に伸ばす教育を実践しまいります。最後の最後まで発展し、誰もが「長若中で学んでよかった」と思える教を推進し、有終の美を飾ります。
 今年度の入学式は、本校第69期生の入学生9名を迎えて、厳粛な中にも温かな雰囲気のある式となりました。式辞の中で、次のような内容を述べました。
「長若で過ごすことができるのは、1年と限られ不安なこともあると思いますが、ぜひ、今の状況をチャンスと捉えてください。この1年は、長若地域に根付いたこのよき環境の中で、「誰もが主役」となって活躍し、一人一人のもつよさを充分に発揮してください。そして、2年目からは、新しくなった小鹿野中学校で、小鹿野町全ての中学生が集まる中で、それぞれが蓄えてきた力をさらに伸ばして、新しい仲間とともに活動してください。その際には、「長若からきた生徒は、勉強も運動もよくやる」「気持ちのよいあいさつができる」「人間として魅力的な人だ」と思える人間に、そして「長若のよさを語れる人」に成長して欲しいと願っています。・・・・・・」
 変革期だからこそ、前向きに考えることによって知恵と工夫が生まれます。大変なだからこそ、生徒・職員が心を一つにしてことにあたっていく所存であります。
 さて、本校の特色ある教育活動に、小鹿野町の伝統芸能である歌舞伎があります。域の方や町の歌舞伎保存会の方たちの協力があるからこそ実施できるのですが、何よも生徒が歌舞伎を愛し誇りをもって演じようとすることが、観る人たちを感動させます年間7回程度公演していく中で、昨年度、老人ホームで上演した際には、涙を流してていただく姿を目の当たりにしました。長若中の歌舞伎が地域の方たちに、希望と勇を与えている証と捉えています。
 このように地域に愛され、地域とともに歩んできた学校ですが、現在、地域の方たと実行委員会を立ち上げて、閉校記念事業を進めています。地域の方たちの思いを受止めて精進してまいりたいと考えておりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたます。